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【Column】ついに明かされるアディソンの秘密…!?『ゾンビーズ3』(2022)

ディズニープラスにて独占配信中の映画『ゾンビーズ3』は、2018年に第1作が放送されたディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーの完結編となる一本だ。ゾンビを主要キャラクターにした異色のミュージカルは、前作で狼族を登場させたことで、物語に更なる拡がりを見せることに成功したが、本作ではなんと!銀河系の外から新たな訪問者がやってくることになり、この‘‘未知との遭遇’’がシリーズとしての大きな謎を解消させることになる…。

 

 

 

 

ゾンビ、狼族の次はエイリアンがやってくる!?

ゾンビーズ3』© 2022 Disney ディズニープラスで独占配信中

 

ゾンビや狼族たちのモンスターと人間が共存する街・シーブルック。

自分らしく生きようとするチアリーダーのアディソン(メグ・ドネリー)とゾンビのアメフト選手ゼッド(マイロ・マンハイム)。

2人はシニアイヤーを迎え、ゼッドはゾンビ初の大学進学を目指し、アディソンはゼッドと共に大学へ通うことを夢見て、日々の生活を送っていた。

そんな中、シーブルック上空に謎の宇宙船が襲来!マザーシップから降り立った謎の宇宙生命体は、シーブルックで‘‘最も大切なもの’’を求めてやってきたのだった…。

果たして、予期せぬ‘‘訪問’’を受けたシーブルックの街は無事でいられるのだろうか?

 

 

 

アディソンの秘密がついに明らかに!?

ゾンビーズ』シリーズ通しての謎…それは主人公アディソンの出自である。

アディソンは謎めいた白い髪色をしたチアリーダーであるが、これまでもその不思議な魅力を利用して、ゾンビと人間の関係性を良好なものにしたり、狼族との仲を取り持ったりと、様々な種族が暮らす街であるシーブルックをより良いものにしてきた。

しかしながら、アディソンの出自だけはベールに包まれており、彼女は一体何者なのか?という疑問は毎回解決されぬまま、過去2作品は幕を閉じていたのだ。

そして、今回シリーズ3作目にして、ようやくアディソンの秘密が解明されようとしている。

 

ゾンビーズ3』© 2022 Disney ディズニープラスで独占配信中

 

本作のキーパーソンとなるのは、やはり新キャラクターとして登場するエイリアン御一行である。

彼らがシーブルックにやって来た目的がアディソンの出自と深い関りを持つというわけだ。

その答えはあえてここでは言及しないようにしておくが、まさにシリーズ完結編に相応しい展開であったことは言うまでもない。

 

 

 

シーブルックはまさにアメリカの縮図?

ゾンビ、狼族、そして人間とすでに多くの種族が暮らしている街、シーブルック。

そこへ今度はエイリアンまでもがやってきて、より一層、多様性に溢れた街へと変化すわけだが、このシーブルックという街は、現代のアメリカを表しているように思えてならない。

 

ゾンビーズ3』© 2022 Disney ディズニープラスで独占配信中

 

アメリカ合衆国という国は、世界中から多くの人々が集まる移民大国であり、それぞれが持つ人生観や宗教なども大きく異なる。

まさに『ゾンビーズ』で描かれるシーブルックと同じく、多種多様な人々が暮らしているのである。

しかしながら、現実世界では未だあらゆる差別が残っているのは否めない…ここ数年を振り返ってみても、悲しい事件が数多く起きてしまっている現実から目を背けられない。

ゾンビーズ3』では、最初は敵対していた者たちもお互いが手を取り合うことで、より良い街を作ろうとしている姿が印象深く、そういったあらゆる性別、人種の人々がお互いを理解し合い、良い世界を作っていこうという未来へ向けたメッセージが込められた作品なのだ。

 

 

 

B級SF感あふれるミュージカル作品

ゾンビーズ3』© 2022 Disney ディズニープラスで独占配信中

 

ゾンビーズ3』は、1970年代から80年代のSF映画へのオマージュにもあふれた作品である。

序盤でエイリアンがシーブルックの街へやってくる描写は、さながら1977年公開のスティーヴン・スピルバーグ監督作『未知との遭遇』のようで、ボンゾが音楽で交信を試みる描写は、同作のファンであれば、思わずニヤリとしてしまうことだろう。

その他にも、1980年代にハリウッドで量産されたB級SF映画のような世界観が作品全体に広がっており、なぜかものすごく懐かしさを感じさせるのも面白い。

こういった部分は、これまでのシリーズを観ていない新規のファンでも楽しめる要素であり、古き良きB級SF映画好きには堪らない仕上がりになっていると言える。

 

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ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーとして始まったミュージカル映画が、シリーズ3作目まで製作されるのは、『ハイスクール・ミュージカル』、『ディセンダント』に続き、『ゾンビーズ』で三例目となる。

それだけ『ゾンビーズ』というシリーズはファンの心を掴んできたという証拠である。

本作を持ってシリーズ終了となってしまうのは寂しいが、まだまだ物語的には続編を作れる余地がありそうなので、ぜひとも、歴史を塗り替える4作目をいつの日か製作してもらいたいものだ。今度はヴァンパイアを登場させた「カレッジ編」なんてのはどうか…?(文・構成:zash)

 

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