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ディズニープラスだけで楽しめるマーベル、スター・ウォーズ特集!【後編】

ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)が、先日9/8(木)に、年に一度のセレブレーションイベント「ディズニープラス・デイ」を実施。それを記念して、9月8日(木)13:00から9月20日(火)15:59までの期間中に、ディズニープラスに新規加入、もしくは再加入すると、最初の1か月199円(税込)のウェルカムプライスにて利用することができる特別なキャンペーンを開催している。

そこで、ディズニープラス独占配信中となっているマーベル、スター・ウォーズのTVドラマを大特集!

 

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前回に続き、今回は【後編】となる。

 

 

 

 

マルチバースへの理解を深める旅『ロキ』

『ロキ』© 2022 Marvel ディズニープラスで独占配信中

 

アベンジャーズの宿敵ロキが、あろうことか時間を守るために奔走する姿を描いた、タイムトラベルスリラー。

アベンジャーズ /エンドゲーム』(2019)で生まれた分岐点により進行する"もう一つの時間軸"。いわゆるマーベルもマルチバース化。

本作が誕生したことにより、ロキがサノスによって殺された過去は帳消し。

それぞれ別世界のロキがたくさんいる様はとてもシュールかつコミカルで、水を得た魚のごとく小気味いい演技を魅せるトム・ヒドルストンは必見だ。

 

 

 

マーベル・ドラマである以前に、クリスマス作品『ホークアイ

ホークアイ』© 2022 Marvel ディズニープラスで独占配信中

 

アベンジャーズとしての戦いを終え、家族との平穏なクリスマスを過ごしたいクリント・バートン=ホークアイの前に、過去の因縁が関係する事件が立ちはだかる。

MCUのドラマシリーズは旧ヒーローから新ヒーローへの継承や引き継ぎを描いているものが多く本作も例外ではない。
しかしながら、しっかりとホークアイもといローニンの物語を完結へと導いている部分も高く評価したいところ。
本作は、マーベル・ドラマである以前に、クリスマス作品である。

ホーム・アローン』や『ダイ・ハード』といった名作へのオマージュ、外連味のあるアクションだけではないコメディ要素にも充実しており、何も考えずにひたすら楽しめる作品に仕上がっているのは間違いない。

 

 

 

これは夢か、現実か…『ムーンナイト』

『ムーンナイト』© 2022 Marvel ディズニープラスで独占配信中

 

うだつの上がらない毎日を送るスティーヴン・グラントは、白装束に身を包んだ男が出てくる悪夢に悩まされていた。

しかし、スティーヴンにはそれが夢なのか、現実なのか理解できない。

そんな中、自らの中に‘‘もう一人の自分’’であるマーク・スペクターなる人格があることに気づかされる。マークは冷酷な殺し屋であった…。

これまでのMCU作品とは少し毛色の異なるエキゾチックなダーク・ファンタジー

どこまでが現実で、どこまでが虚構なのか区別のつかない斬新な作風が目を引く。

オスカー・アイザックイーサン・ホーク、2人の名優の好演が光る。

 

 

 

ムスリムティーンエイジャーが主人公『ミズ・マーベル』

『ミズ・マーベル』© 2022 Marvel ディズニープラスで独占配信中

 

アベンジャーズキャプテン・マーベルに憧れる平凡な女子高生カマラ・カーンは、ひょんなことから、強大なパワーを手に入れてしまい、それがきっかけで様々な問題を起こしてしまう。

ヒーローの力を手に入れたことに戸惑いを見せるカマラであったが、彼女のパワーは実は得るべくして得た運命そのものだった…。

ディズニーが得意としてきたティーンドラマ要素に、ファン目線から見たMCUの世界観を組み込むことで、すべてにおいて新しさを醸し出すことに成功した作品。

加えて、ムスリムティーンエイジャーが主人公であることから、ステレオタイプティーンドラマでないところも魅力的。

カマラがミス・マーベルとして、どういった成長を遂げるのか、今から楽しみだ。

 

 

 

MCU版のリーガル・ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』

『シー・ハルク:ザ・アトーニー』© 2022 Marvel ディズニープラスで独占配信中

 

アベンジャーズ最強の戦士ハルクの力を得てしまった敏腕弁護士のジェニファー・ウォルターズ。

人々からシー・ハルクと呼ばれるようになってしまった彼女は、ヒーローやヴィランの起こした騒動を専門とする超人専門弁護士として大手事務所に引き抜かれるが、次第に巨大な陰謀に巻き込まれていくのだった…。

マーク・ラファロ演じるハルクをメンターとして据え、新たなハルクへの継承を描く、MCU版リーガル・ドラマ。

雰囲気としては何の変哲もないリーガル・ドラマのそれであるが、随所におなじみのマーベルキャラクターたちが登場してくるあたりが、かなりコミカルで面白い。

MCU初期の作品である『インクレディブル・ハルク』(2008)ではブルース・バナー役をエドワード・ノートンが演じており、マーク・ラファロは『アベンジャーズ』(2012)からの中途採用であったが、その因縁にもケリをつけた印象である。

 

このほかにもMCUを初めとした数々のマーベル映画や「スター・ウォーズ」関連作品が配信中のディズニープラスは、秋の夜長のお供として最適の配信サービスと言えるかもしれない。

 

ディズニープラスとは?

Disney+(ディズニープラス)は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。

ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズナショナルジオグラフィックの名作・話題作に加え、スターブランドとして大人が楽しめるドラマや映画も充実している。ここでしか見られないオリジナル作品も続々登場予定。(文・構成:zash)

 

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