【Column】同じような毎日を繰り返す‘‘社畜’’たちに贈る…『MONDAYS/このタイムループ、 上司に気づかせないと終わらない』(2022)
2022年10月14日(金
何度も同じ一週間を繰り返している…?
本作の舞台となるのは、とある小さなオフィス。
社員たちはクライアントから依頼された仕事をこなすために徹夜をし、オフィスで夜を明かしていた。
主人公・吉川朱海(円井わん)は、先方に提出しなければならない映像データを完成させることに躍起になるが、何度やっても上手くいかない。
仕事に追われる日々が続いているため、恋人との関係もギクシャク。さらには転職を控えている身でもあることから、気持ちに余裕がなかった。
そんな中、2人の同僚が吉川に衝撃的な事実を告げる…「僕たち同じ一週間を繰り返しています」と。
最初は信じていなかった吉川であるが、あることをきっかけにタイムループしている事実に気づかされ、なんとか抜け出す方法を模索。
どうやら、このタイムループから抜け出すためには、上司にこの事実を信じてもらうしかないようだが…。
「タイムループ作品」の構造
そもそも「タイムループ作品」とはどういった構造の作品なのか。
基本的な形で言えば、何らかの理由により、主人公が同じ一日を何度も何度も繰り返し、抜け穴を模索していくストーリーが繰り広げられる。
簡潔に言えば、ゲームのようなもので、同じ場面を何度もプレイすることで、その攻略法を見出し、難所をクリアしていくといった感覚である。
有名なところで言えば、古くはビル・マーレイ主演の『恋はデジャ・ブ』(1993)、最近ではトム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)などが有名なところだし、アニメの観点からいえば、2022年に放送された『サマータイムレンダ』もれっきとした「タイムループ作品」である。
つまりは現在「タイムループ作品」というのはエンターテイメントの世界において、一つのジャンルとして確立されており、人々の心を惹きつけてやまない魅力であふれているのだ。
そんな時世に登場した『MONDAYS/このタイムループ、 上司に気づかせないと終わらない』。
正直なところ、ここ数年「タイムループ作品」が量産されてきた中で、新しい可能性を見出すのはなかなか難しいだろうなと、鑑賞前は思っていた。
しかしながら、そんな心配をよそに、本作は異彩を放つことに見事成功したのである。
‘‘社畜’’の日常を非日常に取り入れた秀作
出社して、仕事をこなして、残業して…同じようなルーティンで毎日を過ごしている社会人は非常に多い。
まるで同じ一日を何度も何度も繰り返しているかのような気持ちになることもあるだろう。
そんないわゆる‘‘社畜’’と呼ばれる社会人たちが過ごしているであろう‘‘日常’’を‘‘非日常’’の中に取り入れた作品が本作である。
本作は、「ビジネス」と「タイムループ」という決して相容れないテーマの元、身近で共感できるストーリーを描き出した、オフィス・
新鮮味のない毎日に嫌気がさし、転職を本気で考えている女性を主人公に据えている点は、現代社会人にとって、とても感情移入しやすいように思う。
さらには、タイムループのトリガーとなり、唯一の解除方法が上司にあるという設定も面白く、いわば‘‘社畜’’と呼ばれる人々の上司に対する叫び声を「タイムループ」という形で表現してみせたように感じるのだ。
来る日も来る日も仕事に追われる日常を、うまく映像として切り取っており、思わず「タイムループ作品」であることを忘れて、まるで普通の社会人の日常を観ているのかと錯覚してしまうほど。
それだけ‘‘非日常’’の中に‘‘日常’’を重ね合わせることに成功した一本なのだ。
新鮮味のない毎日が嫌だ!私にはもっとレベルの高い職場が向いている!なんて思っている社会人は、おそらく大多数いるであろう。
しかしながら、実は同僚の助けがあってこそ良い仕事ができていたり、寛大な上司のおかげで職場環境が整っていたりすることもある。
そんな当たり前の‘‘毎日’’に気がつくことへの大切さを謳った作品である。
随所に‘‘笑い’’が込められたコメディ作品であると同時に、現代社会人へのメッセージも込められた映画『MONDAYS/このタイムループ、 上司に気づかせないと終わらない』(2022)。
働き蜂のすべての日本人に観てもらいたい!(文・構成:zash)
作品情報
『MONDAYS/このタイムループ、 上司に気づかせないと終わらない』(2022)
10.14(金) 東京・渋谷シネクイント、大阪・TOHO シネマズ梅田、名古屋・センチュリーシネマ 先行公開
10.28(金)より全国にて順次公開
配給:PARCO
© CHOCOLATE Inc.
出演:円井わん、マキタスポーツ、長村航希、三河悠冴、八木光太郎、髙野春樹、島田桃依、池田良、しゅはまはるみ
監督:竹林亮 脚本:夏生さえり・竹林亮
主題歌:lyrical school「WORLD'S END」(BOOTROCK Inc.)
上映時間:82 分
公式サイト:https://mondays-cinema.com
Twitter:https://twitter.com/mondays_cinema
クロエ・グレース・モレッツ主演のSFスリラー『ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~』Prime Videoにて独占配信決定!ティザー予告公開!
ウィリアム・ギブソン著の同名ベストセラー小説を
『ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~』とは?
『ペリフェラル~接続(コネクト)された未来~』は、偉大なストーリーテラーであるウィリアム・ギブソンが、
近未来のアメリカ、
フリンは賢く野心的だが、
果たしてその先に待ち受けているものとは?そして人類の運命は?
豪華キャスト共演のティザー予告公開!
ニューヨーク
『ウエストワールド』製作陣が集結!
本作の製作は、Amazon Studios、Warner Bros Television、Kilter Filmsによるもので、製作総指揮/クリエイター/ショーラン
アカデミー賞®にノミネートされたスコット・スミス、製作総指揮
製作総指揮として他にも『パーソン・オブ・インタレスト』のグレッグ・プレイグマン、『ウエストワールド』のジョナサン・
Kilter Filmsは、『ダークナイト』『インターステラー』『メメント』等で知られるアカデミー賞&
人気子役として名を馳せ、Amazon Original Movie『サスペリア』でもお馴染みのクロエ・グレース・
ハリー・スタイルズ主演最新作『僕の巡査』 ワールドプレミアがトロント国際映画祭で開催!予告編も解禁!
世界的な人気を誇る英国バンドのワン・
『僕の巡査』あらすじ
『僕の巡査』は、イギリスのウエスト・
原作は小説家ベサン・ロバーツの同名(「The Policeman」)のロマンスノベルで、
舞台は1950年代のロンドン近郊の海辺の街、ブライトン。
しかしそんなトムには世間には言えない秘密があった。
相手はブライトンに引っ越してきたばかりの博物館キュレーターの
トムはしばらくの間、2人と
そして物語は199
果たして3人の衝撃
トロント国際映画祭にハリー・スタイルズ登場!
『僕の巡査』ワールドプレミアが9月11日(現地時間)に、トロント国際映
中でも緑コーデのハリー・スタイルズに観衆は大声援を送った。
ハリー・スタイルズの魅力溢れる予告編解禁!
主人公のトム役を演じるのは世界的に有名なイギリスのボーイズバン
トムの恋人のマリオン役は、『ザ・クラウン』シーズン4でダイ
そしてトムの相手のパトリック役として、イギリスの公共放送、B
その他にも、ニコラス・ケイジ主演のアクション映画『マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(2018)に出演しているライナス・ローチが、1
ロマンス超大作『僕の巡査』は、2022年11月4日(金)よりAmazon Prime Videoにて独
東映特撮YouTube Officialで絶賛配信中!『仮面ライダー龍騎』の魅力とは?【あらすじ・見どころ】
2002年の放送開始から20周年を迎え、東映特撮YouTube Officialで全話配信が始まった「平成仮面ライダー」シリーズ第3作『仮面ライダー龍騎』。現行の『仮面ライダーギーツ』で取り入れられている多人数ライダー要素を初めて組み込んだ作品としても有名な本作の魅力を紹介しよう!
『仮面ライダー龍騎』作品情報・あらすじ
放送:2002年2月3日~2003年1月19日
主演:須賀貴匡
ネットニュース配信社OREジャーナルの新米記者・城戸真司は、人々が忽然と姿を消す失踪事件の真相に迫ろうとしていた。
取材中に鏡やガラスが新聞紙で覆われた怪しげな部屋へとたどり着いた真司は、そこで謎のカードデッキを見つける。
その力で、鏡の中の世界=ミラーワールドへと足を踏み入れた真司は、仮面の戦士へと変身。
この姿は、モンスターと契約することで、様々な力を使うことができる仮面ライダーであることを知った真司は、仮面ライダー龍騎へと変身し、ミラーモンスターから人々を守ると共に、13人の仮面ライダーが入り乱れるバトルロイヤルへと巻き込まれていくのだった…。
仮面ライダーのイメージを刷新させた作品
『仮面ライダーアギト』が好評のままに幕を閉じ、次なる作品への期待が高まる中、放送が始まった『仮面ライダー龍騎』で「平成仮面ライダー」の基本路線を築くことに成功する。
本作は、それまでの「仮面ライダー」のイメージを刷新させた作品だ。
まず変身アイテムがカードデッキであるところ。これは当時、カードゲーム全盛の時代だったことを考慮しての設定だが、皆が同じカードを使うというわけではなく、各々の仮面ライダーで使えるカードの種類が異なる点が面白かった。
そして、なんといっても本作に登場する仮面ライダーの数には驚かされた。
本作には、なんと!13人もの仮面ライダーが登場し、怪人だけでなく、仮面ライダー同士が生き残るために熾烈な戦いを繰り広げるのだ。
そのため、劇中では応援していた仮面ライダーの残酷な死なども描写されており、「生きる」ことの重大さが重くのしかかる内容が繰り広げられる。
また、仮面ライダーに変身する人間も、皆が善人というわけではなく、インチキ弁護士や汚職刑事、さらには連続殺人犯までもが仮面ライダーに変身するのだ。
「平成」の時代の仮面ライダーは決して正義の味方ではなく、各々の正義や欲望を追求する存在であることが印象づけられた。
変身ベルトに何かを装填して変身する方法や複数人の仮面ライダーが入り乱れる展開など、のちの「平成仮面ライダー」の礎を築いた作品という印象が強い。
『仮面ライダー龍騎』は、東映特撮YouTube Officialにて絶賛配信中!(文・構成:zash)
ディズニープラスだけで楽しめるマーベル、スター・ウォーズ特集!【後編】
ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)が、先日9/8(木)に、年に一度のセレブレーションイベント「ディズニープラス・デイ」を実施。それを記念して、9月8日(木)13:00から9月20日(火)15:59までの期間中に、ディズニープラスに新規加入、もしくは再加入すると、最初の1か月199円(税込)のウェルカムプライスにて利用することができる特別なキャンペーンを開催している。
そこで、ディズニープラス独占配信中となっているマーベル、スター・ウォーズのTVドラマを大特集!
前回に続き、今回は【後編】となる。
- マルチバースへの理解を深める旅『ロキ』
- マーベル・ドラマである以前に、クリスマス作品『ホークアイ』
- これは夢か、現実か…『ムーンナイト』
- ムスリムのティーンエイジャーが主人公『ミズ・マーベル』
- MCU版のリーガル・ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』
- ディズニープラスとは?
マルチバースへの理解を深める旅『ロキ』
アベンジャーズの宿敵ロキが、あろうことか時間を守るために奔走する姿を描いた、タイムトラベルスリラー。
『アベンジャーズ /エンドゲーム』(2019)で生まれた分岐点により進行する"もう一つの時間軸"。いわゆるマーベルもマルチバース化。
本作が誕生したことにより、ロキがサノスによって殺された過去は帳消し。
それぞれ別世界のロキがたくさんいる様はとてもシュールかつコミカルで、水を得た魚のごとく小気味いい演技を魅せるトム・ヒドルストンは必見だ。
マーベル・ドラマである以前に、クリスマス作品『ホークアイ』
アベンジャーズとしての戦いを終え、家族との平穏なクリスマスを過ごしたいクリント・バートン=ホークアイの前に、過去の因縁が関係する事件が立ちはだかる。
MCUのドラマシリーズは旧ヒーローから新ヒーローへの継承や引き継ぎを描いているものが多く本作も例外ではない。
しかしながら、しっかりとホークアイもといローニンの物語を完結へと導いている部分も高く評価したいところ。
本作は、マーベル・ドラマである以前に、クリスマス作品である。
『ホーム・アローン』や『ダイ・ハード』といった名作へのオマージュ、外連味のあるアクションだけではないコメディ要素にも充実しており、何も考えずにひたすら楽しめる作品に仕上がっているのは間違いない。
これは夢か、現実か…『ムーンナイト』
うだつの上がらない毎日を送るスティーヴン・グラントは、白装束に身を包んだ男が出てくる悪夢に悩まされていた。
しかし、スティーヴンにはそれが夢なのか、現実なのか理解できない。
そんな中、自らの中に‘‘もう一人の自分’’であるマーク・スペクターなる人格があることに気づかされる。マークは冷酷な殺し屋であった…。
これまでのMCU作品とは少し毛色の異なるエキゾチックなダーク・ファンタジー。
どこまでが現実で、どこまでが虚構なのか区別のつかない斬新な作風が目を引く。
オスカー・アイザックとイーサン・ホーク、2人の名優の好演が光る。
ムスリムのティーンエイジャーが主人公『ミズ・マーベル』
アベンジャーズのキャプテン・マーベルに憧れる平凡な女子高生カマラ・カーンは、ひょんなことから、強大なパワーを手に入れてしまい、それがきっかけで様々な問題を起こしてしまう。
ヒーローの力を手に入れたことに戸惑いを見せるカマラであったが、彼女のパワーは実は得るべくして得た運命そのものだった…。
ディズニーが得意としてきたティーンドラマ要素に、ファン目線から見たMCUの世界観を組み込むことで、すべてにおいて新しさを醸し出すことに成功した作品。
加えて、ムスリムのティーンエイジャーが主人公であることから、ステレオタイプのティーンドラマでないところも魅力的。
カマラがミス・マーベルとして、どういった成長を遂げるのか、今から楽しみだ。
MCU版のリーガル・ドラマ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』
アベンジャーズ最強の戦士ハルクの力を得てしまった敏腕弁護士のジェニファー・ウォルターズ。
人々からシー・ハルクと呼ばれるようになってしまった彼女は、ヒーローやヴィランの起こした騒動を専門とする超人専門弁護士として大手事務所に引き抜かれるが、次第に巨大な陰謀に巻き込まれていくのだった…。
マーク・ラファロ演じるハルクをメンターとして据え、新たなハルクへの継承を描く、MCU版リーガル・ドラマ。
雰囲気としては何の変哲もないリーガル・ドラマのそれであるが、随所におなじみのマーベルキャラクターたちが登場してくるあたりが、かなりコミカルで面白い。
MCU初期の作品である『インクレディブル・ハルク』(2008)ではブルース・バナー役をエドワード・ノートンが演じており、マーク・ラファロは『アベンジャーズ』(2012)からの中途採用であったが、その因縁にもケリをつけた印象である。
このほかにもMCUを初めとした数々のマーベル映画や「スター・ウォーズ」関連作品が配信中のディズニープラスは、秋の夜長のお供として最適の配信サービスと言えるかもしれない。
ディズニープラスとは?
Disney+(ディズニープラス)は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの名作・話題作に加え、スターブランドとして大人が楽しめるドラマや映画も充実している。ここでしか見られないオリジナル作品も続々登場予定。(文・構成:zash)
ディズニープラスだけで楽しめるマーベル、スター・ウォーズ特集!【前編】
ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)が、先日9/8(木)に、年に一度のセレブレーションイベント「ディズニープラス・デイ」を実施。それを記念して、9月8日(木)13:00から9月20日(火)15:59までの期間中に、ディズニープラスに新規加入、もしくは再加入すると、最初の1か月199円(税込)のウェルカムプライスにて利用することができる特別なキャンペーンを開催している。
そこで今回から2回にわたって、ディズニープラス独占配信中となっているマーベル、スター・ウォーズのTVドラマを大特集!
- 「スター・ウォーズ」初のTVドラマ『マンダロリアン』
- 屈指の人気を誇る賞金稼ぎが主人公『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』
- 伝説のジェダイが帰ってくる!『オビ=ワン・ケノービ』
- MCU<フェーズ4>の幕開け!『ワンダヴィジョン』
- キャプテン・アメリカの遺志を受け継ぐ男たちの戦い『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
- ディズニープラスとは?
「スター・ウォーズ」初のTVドラマ『マンダロリアン』
「スター・ウォーズ」シリーズの意外にも初となるTVドラマシリーズ。
銀河帝国崩壊後、孤高のバウンティハンター(賞金稼ぎ)となったマンダロリアンが、あるミッションを請け負ったことで、利益ではない‘‘何か’’に目覚めていく姿を描く。
主人公となるのは、これまで『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち」といったアニメシリーズで、その存在が明確なものにされてきた悪名高きマンダロリアン族の生き残り。
「スカイウォーカー・サーガ」だけでなく、スピンオフ映画、TVアニメシリーズまで、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズを観てきたファンにとっては、最高すぎるオマージュが盛りだくさんであり、まさに「ファン必見」の一言に尽きる。
屈指の人気を誇る賞金稼ぎが主人公『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』
『マンダロリアン』より誕生したスピンオフにして、「スター・ウォーズ」TVドラマ第2弾。
かつては犯罪王ジャバ・ザ・ハットに雇われた賞金稼ぎであったボバ・フェットが、タトゥイーンへと再び赴き、そこで新たな支配者として闇社会を統治しようとしていく。
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場したボバ・フェットは、シリーズの中でも屈指の人気を誇るキャラクター。
そんなボバの新たな旅路が描かれていることもあり、ファン垂涎の作品と言えるだろう。
伝説のジェダイが帰ってくる!『オビ=ワン・ケノービ』
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』からおよそ10年後の世界を得界を描く、TVドラマ第3弾。
愛弟子だったアナキン・スカイウォーカーがシスの暗黒卿ダース・ベイダーへと身を堕とし、彼の子供たちを見守りながら、自らは隠居生活を送っていたオビ=ワン・ケノービに、帝国軍の魔の手が迫る。再び戦いに身を投じることになった伝説のジェダイの運命はいかに…、
「新3部作」でオビ=ワン役に扮したユアン・マクレガーがカムバックし、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』以前の戦いを描く。
かつての愛弟子アナキンの登場やルーク。レイアへと紡がれていく意志など、ファンにとってあこれ以上ない胸アツ展開が待ち受ける。
MCU<フェーズ4>の幕開け!『ワンダヴィジョン』
マーベル・シネマティック・ユニバース<フェーズ4>の幕開けを飾った、ディズニープラスオリジナルとしては初めてのマーベル・ドラマ。
郊外の街に引っ越し幸せな新婚生活を送るワンダ・マキシモフとヴィジョンであったが、何やら様子がおかしい模様…。
一話ごとに異なる年代のシットコムが題材になっているのが面白く、第1話は1950年代の『アイ・ラブ・ルーシー』、第2話は60年代の『奥様は魔女』といったように、70年代、80年代、90年代、2000年代、2010年代と、まさにシットコムの歴史が垣間見えるコメディショーとなっている。
『マイティ・ソー』や『キャプテン・マーベル』、果ては『X-MEN』の世界からもゲストが登場する。
キャプテン・アメリカの遺志を受け継ぐ男たちの戦い『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のその後を描く、マーベル・ドラマ。
キャプテン・アメリカの戦友であるファルコンとウィンター・ソルジャーの新たな戦いを描く。
生活苦に悩まされるサムとPTSDに苦しむバッキー。2人の戦争被害者としての側面を深掘りし、より重厚な人間ドラマを描き出した印象の作品だ。
アンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソン=ファルコン、セバスチャン・スタン演じるバッキー・バーンズ=ウィンター・ソルジャー。
両者の苦悩の表情を浮かべた奥深い演技は健在で、凸凹コンビが徐々に息のあったバディへと進化していく様が実に小気味いい。
最終的には『キャプテン・アメリカ』というシリーズにおける待望の"コンビ結成"も待っており、鳥肌もの。
【前編】はここまで!
【後編】では、マーベル・ドラマ最新作までを一挙ご紹介!
ディズニープラスとは?
Disney+(ディズニープラス)は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの名作・話題作に加え、スターブランドとして大人が楽しめるドラマや映画も充実している。ここでしか見られないオリジナル作品も続々登場予定。(文・構成:zash)
『カーズ・オン・ザ・ロード』監督インタビューが到着!『カーズ』ファンなら楽しめる本作の見どころとは?
世界中で大人気のアニメーション映画『カーズ』。その最新作となる短編アニメーションシリーズ『カーズ・オン・ザ・ロード』が、9月8日よりディズニープラスで配信中。
このほど、本作の監督であるスティーブ・パーセル(エピソード1、2、8の監督)とブライアン・フィー(エピソード3、4、7の監督)のインタビューが到着。本シリーズの見どころなどを語ってくれた。
- 『カーズ・オン・ザ・ロード』とは?
- 本シリーズのアイデアはどうやって生まれたのか?
- どうやったら予想外のことがやれて驚きがあるものに出来るかということ
- 有名映画へのオマージュとは?
- 車に命を吹き込むということ
- ピクサー映画の魅力でもあるイースターエッグ
- 日本のファンへメッセージ
- ディズニープラスとは?
『カーズ・オン・ザ・ロード』とは?
『カーズ』待望の最新作がついに登場!マックィーンとメーターが帰って来る!
ライトニング・マックィーンと親友のメーターが、メーターの姉の結婚式に出席するために、ホームタウンのラジエーター・スプリングスから飛び出し、ロードトリップをする様子を描いた短編アニメーションシリーズ。
道中では、驚くような出来事や魅力的な新キャラクターが登場し、行く先々で冒険が繰り広げられる。
本シリーズのアイデアはどうやって生まれたのか?
――シリーズはとても楽しかったです。おめでとうございます!簡単にこのプロジェク
トがどのように始まったのか話していただけますか?そして、シリーズで、クロス・カ
ントリー(大陸横断)のロード・トリップをやるというアイディアをどのように思いつ
いたのかについてもお願いします。
スティーブ・パーセル(以下S):僕らは自分たちがディズニープラスのためにシリ
ーズをやりたいのは分かっていた。(でも)それがなにかははっきりしていなかった。それで最初は、いくつか違うアイディアを掘り下げていた。そして、いくつかのアイデ
ィアに取り組んでいたら、パンデミックが発生したんだ。そして、ピクサーは(みんな
を)家に帰らせた。それで僕らは家から仕事をしながら、アイディアを練り続けていた
。でも、(最終的に)決まったアイディアは、僕たちのキャラクターを、国を横断する
ロード・トリップに送り出すというものだった。そうなったのは、僕たちが自分の場所
から外に出ることや、旅行したいと切望していたからかもしれない。多分、そういった
ことがそう決断するのを手助けしたかもしれない。でもそれは、ストーリーテリングに
とって、とても多くの可能性を持った良い基本線だと感じられた。そして、この作品の
最後で、「僕たちはメーターの妹に会う」というご褒美を入れたんだ。そして、その間
で、「なんでも自分たちがやりたいものをやってみよう。本当のロード・トリップで見
つけるかもしれない様々な珍しいロケーションを入れて、さらに奇抜にしてみよう!」
となったんだ。
どうやったら予想外のことがやれて驚きがあるものに出来るかということ
――もしあなたが「カーズ」のファンなら、間違いなくこのシリーズを楽しむことがで
きますが、なにがこのシリーズを、ファンにとって、とても特別で魅力的なものにして
いると思いますか?このシリーズの見どころをいくつか教えていただけますか?
ブライアン・フィー(以下B):特にこのシリーズで僕が最も面白いと思ったことの一
つは、もしあなたがそのキャラクターたちを知っていて、そのキャラクターたちのファ
ンだったら、今でも(このシリーズを見ながら)、自分の家族と一緒に時間を過ごして
いるように感じられるんだ。あなたがすでに好きなものをもっと得られるんだ。そして
また、その一方で、自分たちがちゃんと観客を驚かせられるようにしたかったし、キャ
ラクターについてもっと知ることが出来るようにしたかった。(そして)キャラクター
たちがお互いのことをもっと学べるようにするんだ。それから、「そういったことを予
測出来ないものにするには、どんなことがやれるか?」と考えた。僕たちが自分自身に
チャレンジしたことの一つは、これらのストーリーの一つ一つを使って、どうやったら
出来る限り、予想外のことがやれて、驚きがあるものに出来るかということだった。そ
れが、僕らがエンターテイニングだと思ったことなんだよ。だから、願わくば、僕らに
そういったことがやれているといいね。
有名映画へのオマージュとは?
――このシリーズのどのエピソードも楽しかったです。それらは全く違っていて、楽し
いです。でも、あなたたちがこれらのストーリーを作っている時、あなたたちは、映画
や人、なにか対してオマージュを捧げたりしましたか?なぜなら、エピソード2では、
あなたたちは間違いなくあの有名な映画にオマージュを捧げています。
S:そうだね。そのエピソード(エピソード2)では、僕が大好きな多くのことへのオ
マージュが入っているよ。子供の時、僕はいつも怖いものが好きだった。お化け屋敷や
幽霊とかね。ディズニーランドでの僕のお気に入りのライドは、ホーンテッド・マンシ
ョンなんだ。だから、その要素があるね。それから、僕がこれまで見た他の映画のアイ
ディアを加えていった。そして、音楽も、僕が子供の時に見た家族向けの怖い映画のト
ーンを使っているんだ。そこにはどちらかというとユーモラスな感じがある。『The
Ghost and Mr.Chicken(1960年の映画)』や『Munsters, Go Home!(1966年の
映画)』といったね。だから、そこには、こういった昔風のレトロなサーフ・ギターっ
ぽいサウンドトラックが、全体的にちょっと軽いトーンにするために入っているんだ。
だから、ちょっと怖いものがあるけど、ものすごく怖いものはなくて、もっと楽しい感
じの怖さがあるんだよ。そして、あなたたちが気づくかもしれないたくさんの楽しい瞬
間がある。(でも)もしあなたたちが小さな子供だったら、それらには気づかない。そ
れらは全く新しいものに感じるんだ。
車に命を吹き込むということ
――毎回、『カーズ』の映画を見る時、もちろん、それらは全て車で、動物や生き物で
はありません。でも、いつも彼らに感情移入出来るのは、驚くべきことです。監督とし
て『カーズ』の仕事をする時、どんなことがあなたにとってチャレンジですか?車をア
ニメートしたり、車に命を吹き込むのはどのぐらいチャレンジなことですか?
B:僕たちのアニメーターたちのテクニカルなレベルは、とても素晴らしいんだ。僕は
アニメーターではない。アニメーターたちのように、そこで彼らをどう動かすかは分か
らない。彼らはどんなものでも、あなたたちに(キャラクターとして)信じさせること
が出来る。彼らは、キャラクターがある状況に対して、感情やフィーリングを伴って反
応していると信じられるようなやり方でアニメートするんだ。だから、テクニカルなレ
ベルにおいて、僕らが仕事をしている(ピクサーの)才能のある人たちは、とても素晴
らしいんだ。監督としては、あなたが、「キャラクターたちに感情移入した」と言って
くれて嬉しいよ。なぜなら、それはなにか僕らがやろうとしたことだからね。いつでも
キャラクターを描いている時、僕らはこういった人を見つけようとするんだ。これは、
あなたたちが、自分の家族の中で知っている誰かかもしれない。でも、どうやったら、
それを可笑しくやれるか?僕らみんなが知っている誰かの楽しいバージョンを、どうや
ったらやれるか?となってね。
ピクサー映画の魅力でもあるイースターエッグ
――ピクサー映画には、多くのイースターエッグがあることは有名です。このシリーズ
のいくつかのイースターエッグについて、ネタバレなしで話していただけますか?
S:(ブライアンに向かって)なにかあるかい?
B:ピザ・プラネットのトラックは、多くのエピソードに出てくるよ。あえて言うと、
それはすべてのエピソードに入っているかもしれない。僕は100%確かじゃないけど。
S:恐竜の博物館の中で、背景に楽しいチャートがあるよ。それは恐竜の誕生の進化を
描いているんだ。彼らがいかに海から這い上がってきて、直立歩行するようになったか
についてね。
B:イースターエッグはたくさんあるよ。B級映画と呼ばれるエピソードがあって、その
中で、ライトニング・マックイーンとメーターが映画の現場に偶然出くわすんだ。そし
て、その背景に、『レイダース/失われたアーク』に出てくる聖約の箱があるんだ。それをする(イースターエッグを入れる)機会を失うことは通常はないよ(笑)。
――私が『カーズ』の映画がとても大好きな理由の一つは、それらがエンターテイニン
グで楽しいだけでなく、人生や友情についての美しいメッセージがあるからです。この
シリーズについても同様に感じています。あなたたちは、この作品から、視聴者にどん
なメッセージを受け取ってもらうことを期待していますか?
S:僕らの拠り所となるもの、(この作品で)僕らがもう一度戻った土台となるものは
、キャラクターたちの友情なんだ。それはなにか、このフランチャイズを一つにしてい
るものなんだ。だから、これらのキャラクターたちをこの旅行で一緒にするんだ。(そ
して)たとえ、彼らが(その友情を)試されることになっても、時々お互いにうまくや
れなくても、予想していないことに出くわしても、この旅行であまりに多くのことが起
きているかもしれないけど、最終的には、それはすべて価値があって、やりがいのある
ことなんだ。そして彼らは、(この旅行を)始めた時よりも友人として強い絆を築くん
だよ。
日本のファンへメッセージ
――あなたたちがご存じのように、日本の人たちはアニメーションが大好きで、ピクサ
ーの映画が大好きです。そしてこのシリーズを見るのを楽しみにしています。そういった日本のピクサーファンたち、『カーズ』ファンたちにメッセージをいただけますか?
B:彼らが、(このシリーズで)僕らが見せたものに驚いてくれると思いたい。彼らが
、もう一度、これらのキャラクターたちに親しみを感じてくれると思いたい。でも、僕
たちは彼らで新しいことをやっていて、そのことは、新しさと古さの両方を感じさせて
くれるんだ。
S:彼らが(この作品を見て)笑ったり、その美しさを楽しんでくれることを願ってい
るよ。僕たちは、このシリーズに美しさも持ち込もうとした。美しい風景があるんだ
。『カーズ』の作品で、僕が前に見たことのない照明(光の表現)があるんだ。だから
、僕は、ストーリーテリングやそこでのユーモアと同様に、それがどう見えるかという
ことに、とても満足しているよ。
『カーズ』シリーズ最新作『カーズ・オン・ザ・ロード』は、ディズニープラスで独占配信中。
ディズニープラスとは?
Disney+(ディズニープラス)は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス。
ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの名作・話題作に加え、スターブランドとして大人が楽しめるドラマや映画も充実している。ここでしか見られないオリジナル作品も続々登場予定。(ROADSHOW)
『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』配信開始記念‘‘まさかのシリーズ初心者トーク’’イベント開催!
2022年9月2日(金)AM10:00より
その配信開始を記念して、『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』 配信開始記念‘‘まさかのシリーズ初心者トーク’’イベントが開催された。
『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』とは?
『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』
ショーランナー兼エグゼクティブプロデューサーのJ.D.ペイン
イベントにはバイきんぐ 小峠英二が登場!
過去に映画化されたJ・ R・ R・トールキンの『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』の遥か数千年前が舞台となっていることから本作はシリーズ初心者でも楽しめる内容となっている。
今回のイベントは、お笑い芸人として老若男女から大人気のバイきんぐ 小峠英二が初心者代表としてゲストに迎えられ、‘‘気になっていたけどなかなか触れる機会がなかった’’という初心
初心者代表としてステージに登場した小峠はさっそく「‘‘リン
「映画の『ロード・オブ・ザ・リング』が昔公開されたときから、
予告編を観た感想は?
そしてイベント会場で上映された予告編映像を見て「景色や世界観がすごい!まるで映画のようだったし、
さらに「人間以外の種族が出てくる作品って色々あると思うんですが、
「自宅で『ロード・オブ・ザ・リング』を楽しめるなんて!」
そして、配信開始を記念して、8月26日から渋谷のミヤシタパー
また、今回のイベント来場特典としてオリジナルグッズ(
最後に、『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』を楽しみにしているファンへ向けて「これまでの映画シリーズは映画館に行かないと観られませんでした
Prime Videoが贈る待望のドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・
今後は毎週金曜日のPM1:
中つ国の歴史上でも伝説的な第二紀を初めて映像化した壮大なドラ
映画『NOPE/ノープ』で話題沸騰!ジョーダン・ピールが手掛ける海外ドラマ『トワイライト・ゾーン』が面白い!【あらすじ・キャスト・見どころ】
2022年8月26日より全国ロードショーの映画『NOPE/ノープ』で、監督・脚本を務めるジョーダン・ピール。
もはや天才と呼ぶだけでは物足りないほどの類まれなる才能を発揮し続けるピールが手掛けた海外ドラマ『トワイライト・ゾーン』を知っているだろうか?
後世に多大な影響を与えた名作SFホラー・ドラマが、現代的なテーマの元、新たな‘‘恐怖’’を携えて帰ってきたのだ。ここでは、本作の魅力に迫る!
遡ること60年前…。
一本のSFホラー・ドラマが人々を戦慄させた。
ごくごく平凡な日常の中に混在する、非日常的な世界。
そこで繰り広げられる‘‘恐怖’’はフィクションでありながら、どこか現実世界のリアリティを醸し出していた。
SFホラー・ドラマの名作として今なお語り継がれる『トワイライト・ゾーン』である。
ロッド・サーリングが生み出した『ミステリー・ゾーン』とは?
『トワイライト・ゾーン』は、名脚本家として知られるロッド・サーリング原案・ナレーションにより、1959年から1964年まで米CBSにて放映された、SFホラー・ドラマである。
毎エピソード、その時のご時世を汲み取った社会性に富んだテーマの元、斬新なストーリー展開で視聴者に恐怖を与えるスタイルは、当時、大きな話題を呼んだ。
あのスティーヴン・スピルバーグやロバート・ゼメキスといった名匠たちから‘‘モダン・ホラーの帝王’’と称される作家のスティーヴン・キングにいたるまで、多くのクリエイターやアーティストたちに多大な影響をもたらしたことでも知られている。
ここ日本にも、本国での放送開始から1年後の1960年に『未知の世界』のタイトルで放映され、その後『ミステリー・ゾーン』というタイトルに変更されながらも、高い視聴率を記録。
未だオリジナルコンテンツに乏しかった日本のお茶の間に‘‘恐怖’’をもたらしたのだ。
日常と非日常の狭間で物語が展開される部分などは、のちの『世にも奇妙な物語』や『ウルトラQ』といった作品にも影響を与えたと言われている。
もともとは本作で原案・ナレーションを務めているロッド・サーリングが大学卒業後に書いた『ザ・タイム・エレメント』を原作とするエピソードが好評だったことからシリーズ化されたという背景があり、彼が尊敬する脚本家を起用することで、物語に幅を利かせた。
中にはサーリング自身の実体験に基づく社会的なメッセージも組み込まれており、マイノリティが声を上げることが難しかった時代に、人種問題や政治に鋭く切り込んだ作風が多くの視聴者の共感を呼んだのだ。
そんな『トワイライト・ゾーン』は、1983年にスティーヴン・スピルバーグやジョージ・ミラーといった映像作家たちが各1話ずつ監督したオムニバス映画『トワイライト・ゾーン/超次元の体験』として映画化され、1985年には米CBSでサーリングによる未映像化脚本を基にした『トワイライト・ゾーン 最終章 ロッド・サーリング・スペシャル』が放送された。
さらに2002年には名優フォレスト・ウィテカーをホストに迎えたリメイク版も放映。
その時代、その時代における‘‘恐怖’’を視聴者に見せつけてきた。
そして、時代は進み、2019年。三度(みたび)、復活の時を迎えた『トワイライト・ゾーン』は、現代らしいテーマの元、新たな‘‘恐怖’’を描き出す。
リブート版『トワイライト・ゾーン』で描かれる新時代の‘‘恐怖’’
リブート版『トワイライト・ゾーン』は、時代の変化を大いに感じさせる。
オリジナルの初回放送からすでに60年が経過しているということもあり、その映像の進化はもちろんなのだが、物語のテーマとして扱われている題材も、とても現代らしい。
人々はSNSなどを通じて、より‘‘繋がり’’を求めるようになり、常に映像や写真を記録として残すようになった。
そんな現代人の日常の中に、ありとあらゆる‘‘恐怖’’を落とし込んでいるのが素晴らしい。
さらに新作エピソードだけでなく、オリジナル版の「二万フィートの戦慄」へのオマージュとなる「三万フィートの戦慄」というエピソードも存在しており、オリジナルからアップデートされたその物語に再び恐怖すること請け合いである。
リブート版の記念すべき第1話は売れないコメディアンを主人公にしており、彼が‘‘笑い’’を得るために‘‘代償’’を差し出し、どんな結末を迎えるのかが映し出される。
天才ジョーダン・ピールが誘う異次元の旅
オリジナル版ではロッド・サーリングがナレーターを務め、より一層の恐怖を醸し出していたが、リブート版となる『トワイライト・ゾーン』でホストを務めるのは、製作総指揮も兼任するジョーダン・ピールである。
映画『ゲット・アウト』(2017)でアカデミー脚本賞を受賞。その後も『アス』(2019)、『NOPE/ノープ』(2022)と独特な世界観を持ったホラー映画を次々と打ち出し、天才と称される男がロッド・サーリング、フォレスト・ウィテカーからホストの座を継承し、人々に戦慄の恐怖を与える。
その独特な語り口は、不気味さを大いに醸し出し、視聴者を異次元の旅へと誘う。
本作は、アンソロジー・シリーズのため、毎エピソード登場するのはジョーダンのみである。
しかしながら、あまりにも豪華なゲスト俳優たちが各エピソードを盛り上げているのも魅力的だ。
第2話「三万フィートの戦慄」には『パークス・アンド・レクリエーション』のアダム・スコット、第4話「旅行者」には『ウォーキング・デッド』グレン役で有名なスティーヴン・ユァン、第5話「神童」には映画『スター・トレック』シリーズのスールー役でおなじみのジョン・チョーといった面子が顔を揃えている。彼らが‘‘トワイライト・ゾーン’’で恐怖におののく姿は必見だ。
オリジナル版の初回放送から60年の時を経て、三度(みたび)復活を果たした、戦慄のホラー・アンソロジー『トワイライト・ゾーン』。
ジョーダン・ピールの新作『NOPE/ノープ』と併せて、ご覧になってみてはいかがだろうか?
異次元の旅へようこそ。
そこは、目と耳と心で感じる世界。
光と影の狭間にあって、科学と迷信の間を漂い、恐怖のどん底と英知の高みの間に存在する、想像を超えたその先にある世界。
それこそが、トワイライト・ゾーンです。(文・構成:zash)
『ザ・ボーイズ』新シーズンに『ウォーキング・デッド』『スーパーナチュラル』でお馴染みのジェフリー・ディーン・モーガンが出演決定!
現在、絶賛製作中のAmazon Prime Videoオリジナルドラマシリーズ
『ザ・ボーイズ』とは?
『ザ・ボーイズ』は、ニューヨーク・
製作総指揮には他にもセス・ローゲン、エヴァン・
セレブのように人気があり、政治家のように影響力があり、
そんな腐りきったスーパーヒーローを阻止しようとする自警団的な
一見無力に見える者たちでも、
シーズン3でのレギュラーキャストは、カール・アーバン、
ジェフリー・ディーン・モーガン、ジェンセン・アクレスとの再共演が実現!?
『ザ・ボーイズ』シーズン3では、『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』でジョンの息子ディーン・
ジェフリー・ディーン・モーガンは、『ウォーキング・デッド』ニーガン役や『スーパーナチュラル』ジョン・
『ザ・ボーイズ』シーズン4のジェフリー・ディーン・
『ザ・ボーイズ』シーズン4は、Prime Videoで独占配信予定。(ROADSHOW)