『ハリウッド・スターガール』グレース・ヴァンダーウォールら主要キャストにインタビュー!グレースに日本での思い出を聞いてみた!
2022年6月3日よりディズニープラスにて独占配信となる映画『ハリウッド・スターガール』。
2020年に製作された『スターガール』の続編となる本作は一体どんな作品に仕上がっているのだろうか?
今回は、スターガール役のグレース・ヴァンダーウォール、エヴァン役のイライジャ・リチャードソン、そしてテレル役のタイレル・ジャクソン・ウィリアムズへのインタビューの様子をお届けしよう。
- ユマ・サーマンと一緒に仕事をするのは、とても現実離れしていたわ
- 私にとって最大のチャレンジは、映画の中でとても重要な役どころを演じることだったわ
- 私は日本が大好きよ!日本に行けたのは“最高の経験”だったわ!
ユマ・サーマンと一緒に仕事をするのは、とても現実離れしていたわ
――1作目も大好きでしたが、今作も素晴らしかったです。みなさん、おめでとうございます。まず、まだ映画を観ていない観客のために、今作におけるあなたたちのキャラクターについて教えて下さい。
グレース・ヴァンダーウォール(以下G):スターガールは、ポジティブで、風変わりで、奇妙な少女よ。彼女は、新しい人々に会って、彼らの夢を分かち合うのが大好きなの。そうね。彼女はただ人生を歩んでいるのよ(笑)。
イライジャ・リチャードソン(以下E):エヴァンは、献身的で情熱的なライターで、まだ自分自身を見つけていないんだ。スターガールに出会って、彼女のおかげで自分が何者かを発見し、自分自身が好きになるまではね。
タイレル・ジャクソン・ウィリアムズ(以下T):僕はテレルを演じている。彼は監督になろうとしている。彼はやる気満々で、彼の家族や友達の支えになっていて、スターガールのおかげで、彼自身や彼のキャリア、また彼の周囲の全世界に対して違う物の見方を持つことを学ぶんだ。
――ユマ・サーマンと一緒に仕事をしてどうだったか話して下さい。
E:ユマと一緒に仕事が出来るのはとても楽しかったよ。彼女とスクリーン上で共演することが出来てとても光栄だと感じている。彼女は、一緒に仕事をするのに本当に素晴らしい人なんだ。素晴らしかったよ。またとても怖かった。なぜなら、ユマ・サーマンだからだよ。でも、彼女はすごく優しい人なんだ。僕からすると、これまで一緒に仕事をしたもっとも優しい人の一人だよ。
G:そうね。彼女はとても地に足がついていて、クールだわ。夢みたいだった。彼女と一緒に仕事をするのは、とても現実離れしていたわ。
私にとって最大のチャレンジは、映画の中でとても重要な役どころを演じることだったわ
――あなたは、スターガールとロクサーンとエヴァンとのジャムセッションを撮影するのが大好きだったと話していました。あのシーンについて少し話してもらえますか?
G:(笑)あれはすごく楽しかったわ。すごく、すごく楽しかった。あのシーンが大好きなだけじゃなくて、私はユマ・サーマンと一緒に歌ったのよ!まるで私の人生は今完成した、って感じだったわ(笑)。撮影の合間も(楽しかったわ)。すべての楽器が本物だったのよ。私たちは一緒に時を過ごして、お互いに楽しんだのよ。素晴らしい時だったわ(笑)。
――この映画をやっていて、最大のチャレンジは何でしたか?
G:私にとって最大のチャレンジは、映画の中でとても重要な役どころを演じることだったわ。そして、ほとんどのシーンに出ていて、たくさんセリフがあることだった(笑)。 それが、普通のアクティングというものなんでしょうけど。でも、そうね。それは大変だったわ。
E:僕が直面した最大のチャレンジは、僕自身だったと感じるよ。僕は、自分自身の邪魔をしていたんだ。時々、僕たちは、一つのシーンを繰り返し撮影していた。僕は自分が何か間違ったことをしているように感じていたんだ。でもいつもそうだと限らない。多分、僕が気づいていないテクニカルな問題だったかもしれない。だから、自分自身の頭の中に入り込んでしまうことが、僕が直面した大きなチャレンジだったと思うよ。
T:僕のはきみたちのように深刻なことじゃない。まっさきに浮かんだのは、僕たちはこの映画を2021年の夏に撮影したんだ。だから、僕たちが外で撮影している時、ものすごく暑かった。特に、映画の中のクラブ、フォルテで多くのことを撮影した時にね。多くの場合、5、6テイク、シーンを撮影していたら、みんなが「息苦しい。誰も息ができない」ってなったんだ。僕たちは(息も絶え絶えな感じで)「オッケー、、、」って感じだった。(彼らは)「オーライ!みんな、セリフを言おう」って言ってたよ。(笑)。
G:彼らが「カット!」って言うと、「ファンをかけて!」となって、ブルブルブルってファンを回したのよ(笑)
私は日本が大好きよ!日本に行けたのは“最高の経験”だったわ!
――グレイス、今作のファッションやヘアスタイルについてお聞きしないわけにはいかないです。すべての衣装が素晴らしかったですね。そしてジーン・セバーグのようなとても短いヘアカットがとても素敵でした。これらのことについて話してもらえますか?
G:ええ。スターガールのスタイルは、彼女のキャラクターのとても、とても大きな部分なの。彼女はいつもビジュアルで自分自身を表現しているわ。だからそれが確実に、適切に作られることはいつも重要だったの。ヘアについては、、、彼らは私にウィッグをかぶせるんだと思っていたの。私はこの映画のことをあまり考えずに髪を短く切ってしまったから(笑)。ジュリア(・ハート監督)に「あなたは私にウィッグをかぶせるんでしょう?」って言ったら、彼女は、「ノー!ノー。私はあなたのヘアが好きよ。そのままにしておきたいわ」って言ったの。私は「オッケー」って感じだったのよ(笑)。
――一番お気に入りの衣装はどれですか?1つ選ぶのは難しいでしょうが。
G:私の一番お気に入りの衣装は、、、多分、そのシーンが今私の心にあるからだと思うけど、ジャムセッションのシーンで、カウボーイ・ブーツを履いているの。ヘアをすごく小さなおさげ髪にして。あれはとてもキュートだと思ったわ。あれが大好きよ。あの衣装を着たらとてもキュートに感じたの。あの衣装が大好きよ。
――あなたたちは日本に行ったことがありますか?グレイス、あなたは日本に“PERFECTLY IMPERFECT”で来たことがありますね。日本での経験はいかがでしたか?
G:おおゴッド。私は日本が大好きよ。文字通り、世界中で私がもっとも好きなところだわ。本当に夢だったの。私は全人生で、文字通り日本に行くことをずっと夢見ていたの。だから日本に行って、そして音楽のためだけじゃなくて行けたのは、“最高の経験だったわ”!
――日本で何をもっとも楽しみましたか?とても忙しかったことと思いますが。
G:私はたくさん探検することが出来たの。オーマイゴッド。すごくたくさん楽しいことをしたわ。私がやったことで一番好きだったのは、ラーメンを食べたことよ。そしてその体験全体が、これまで一度も経験したことがないことだったの。小さなラーメン・バーみたいなところに登って行って。とてもクールだったわ。大好きだった。文字通り、それはこれまでに食べた最高の食べ物だったわ。
映画『ハリウッド・スターガール』は、ディズニープラスで配信中。(日刊ロードショー)