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歴代「スパイダーマン」ヴィラン総復習【マーク・ウェブ二部作編】

全てのスパイダーマンファン歓喜の映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のブルーレイ&DVDがついにリリース!これを記念して、歴代「スパイダーマン」実写映画に登場したヴィラン(悪役)を総復習!今回は、アンドリュー・ガーフィールドが主演を務めた【マーク・ウェブ二部作編】をお届け!

 

 

リザードアメイジングスパイダーマン2』(2012)

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2012年にリブート版として公開された『アメイジングスパイダーマン』において、はじめて‘‘親愛なる隣人’’と対峙したヴィランが、このリザードだった。
マーベル・コミックスにおける初登場は、1963年の「アメイジングスパイダーマン」第6号。
戦時中に軍医として兵役についていたカート・コナーズは、戦場で右腕を失ってしまい、外科医を辞めて爬虫類の研究に没頭するようになる。
数年にわたる研究の末、ついに身体の一部を再生することを可能にしたコナーズは、これを研究の成果だと信じ込み、薬品を飲み干してしまう。
こうして右腕の再生には成功したが、尻尾まで生えてしまったコナーズは、次第に凶暴な性格へと様変わりし、凶悪なヴィランリザードとなっていくのだった…。

映画版では、ピーター・パーカーの父リチャードの元同僚で、オズコープ社の研究者として登場。
異種間遺伝子交配の研究を行っていたが、ピーターの父が失踪してしまったことから、研究に行き詰ってしまう。
そこへピーターが現れ、父の残した数式をコナーズに渡したことで、再生遺伝子の応用に成功。
自らに薬剤を投与したコナーズであったが、同時に全身がトカゲのような身体になってしまい、ピーターもといスパイダーマンに牙をむく。

 

エレクロトロ『アメイジングスパイダーマン2』(2014)

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2014年の『アメイジングスパイダーマン2』で、‘‘親愛なる隣人’’を苦しめたのは、エレクトロだ。
マーベル・コミックスにおける初登場は、1964年の「アメイジングスパイダーマン」第9号。
酷いかんしゃく持ちの父によって暴力にまみれた生活をしてきたマックスウェル・ディロンは、成長し母親と共に暮らしていたが、ある時、電気技師になることを決意。
母親にその道を諦めるように促されるも、電気工事人となったマックスであったが、電線を工事していた矢先に、落雷に遭い、電線と雷の双方から強い電気を浴びてしまった。
しかし、一命をとりとめたマックスは、全身からみなぎるパワーを感じるようになり、コスチュームに身を纏い、エレクトロと名乗るようになる。

映画版では、オズコープ社であくせく働きながらも誰も目にとめてくれない電気技師のマックスが、ある日、スパイダーマンに命を救われたことから、彼に対して異様な執着心を抱くようになる。
そんな最中の真夜中に作業中、突然の事故に遭ってしまい、全身に強い電気を浴びてしまう。
しかし、驚くことに生きていた彼は、全身にパワーを感じ、自身の力を制御できずに、超人エレクトロと化してしまう…。

 

 

 

ライノ『アメイジングスパイダーマン2』(2014)

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2014年公開の『アメイジングスパイダーマン2』で‘‘親愛なる隣人’’に牙をむくのは、リザードだけではない。驚異のスーパーメカ・ライノもまた立ちはだかる。
マーベル・コミックスにおける初登場は、1966年の「アメイジングスパイダーマン」第41号。
金と権力と女を求めるロシアの貧しい市民だったアレクセイ・シツェビッチは、ギャングの用心棒や集金人をして生計を立てていたが、ある時、外国人スパイグループによってその体格を見込まれ、アーマードスーツの実験を持ち込まれる。
契約金を手にしたアレクセイは、身体を巨大化させるための化学的処置と放射能照射に耐え、人工皮膚を移植。
この改造手術により、無敵のボディと最強のパワーを手に入れたアレクセイは、サイという意味のライノと名乗るようになる。

映画版では、オズコープ社のプルトニウムを盗み出そうとしていたところをスパイダーマンによって阻止され、復讐心を抱いたアレクセイ・シツェビッチが、超巨大なアーマードメカを操縦し、グウェンの死から立ち直ろうとするスパイダーマンの前に立ちはだかる。
その戦闘シーンを観ることは、結局なかった…。

 

ニュー・ゴブリン『アメイジングスパイダーマン2』(2014)

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2014年公開の『アメイジングスパイダーマン2』に登場する3人目のヴィランは、ニュー・ゴブリン。
マーベル・コミックスにおける初登場は、1965年の「アメイジングスパイダーマン」第31号。
ノーマン・オズボーンの息子ハリーは、幼き日に母親を失い、支配的な父親の元で育った。
父に認められたい一心だったハリーは、スパイダーマンとグリーン・ゴブリンによる橋の上での決闘を目撃し、父が死ぬその瞬間を目にした。
その場で、グリーン・ゴブリンのマスクとコスチュームを手にし、復讐を誓う。
親友のピーターがスパイダーマンであると知ったハリーはニュー・グリーン・ゴブリンとなり、ピーターもといスパイダーマンに牙をむく。

映画版では、ピーターの親友にしてオズコープ社のCEOとなって登場。
父が不治の病でこの世を去り、自身も同じ病に侵されていることから、スパイダーマンに協力を要請するも、断られてしまい、恨みを抱く。
スパイダーマン抹殺に乗り出したハリーは、研究所に保管してあった血清を自らに投与し、グリーン・ゴブリンのスーツに身を包んで、狂気に染まるのだった…。

 

次回は、トム・ホランドが主演を務めた【MCU版】を紹介!(文・構成:zash)

 

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