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海外ドラマ『シカゴP.D.』トルーディ役 エイミー・モートンってどんな人?【プロフィール・出演作・まとめ】

海外ドラマ専門チャンネルAXNにてシーズン8が放送中の海外ドラマ『シカゴP.D.』にて、シカゴ警察21分署に勤務するトルーディ・プラット巡査部長を演じる、エイミー・モートン。彼女がこれまで歩んできた女優人生を振り返る!

 

 

目的のためなら手段を厭わない悪徳刑事ハンク・ボイトを中心に、個性豊かな刑事たちが犯罪都市シカゴで巻き起こる凶悪犯罪に立ち向かっていく姿を描いた、海外ドラマ『シカゴP.D.』。
大ヒット消防ドラマ『シカゴ・ファイア』のスピンオフとして2014年より米NBCで放送が始まった同作は、全米で抜群の視聴率を記録。
ここ日本でも、海外ドラマ専門チャンネルAXNにて放送されており、熱心な海ドラファンを夢中にさせている。
強面の個性派刑事たちがわんさか登場する同作において、ひと際存在感を放っているのが、シカゴ警察21分署の名物刑事トルーディ・プラット巡査部長だ。
トロール警官たちに厳しく当たることでも知られているが、いざという時には助けになってくれる頼もしさも兼ね備えたトルーディ役を演じるエイミー・モートンは、これまでどんな女優人生を送ってきたのだろうか?そのキャリアを紐解いてみよう。

 

舞台女優としてスタートした女優人生

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エイミー・モートンは、1958年1月1日アメリカ・イリノイ州シカゴ西郊に位置するオークパークで生まれた。
高校卒業後、トリトン大学とクラーク大学で学ぶが、どちらも卒業には至らず、1983年に女優デビュー。
1997年、当時39歳の頃からステッペンウルフ・シアター・カンパニーのメンバーとして活動し始める。
同カンパニーはシカゴで『CSI:NY』のゲイリー・シニーズによって旗揚げされた劇団であり、これまでにジョン・マルコヴィッチウィリアム・ピーターセンなど数多くの名優を輩出している。

 

 
 
 
 
 
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主にシカゴに拠点を置いて活動するようになったエイミーは、『Clybourne Park』『American Buffalo』『Dublin Carol』『The Pillowman』『Love-Lies-Bleeding and Awake and Sing』といった数多くの舞台に立ち、2001年にトニー賞受賞作『カッコーの巣の上で』でブロードウェイ・デビューを飾った。
また『August: Osage County』のシカゴ上演版とブロードウェイ版の双方でバーバラ役を演じたことで高く評価され、トニー賞とドラマ・デスク賞にノミネート。2008年には同役でイギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターの舞台にも立った。

その後エイミーは、『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』に主演し、自身2度目となるトニー賞にノミネート。
女優として舞台で長らく経験を積んだのちに、2015年にはオフ・ブロードウェイで上演された『Guards at the Taj』で監督デビューを飾っている。

 

 

 

映画『マイレージ、マイライフ』で魅せた印象的な演技

舞台だけでなく、エイミーは1992年の『ストレート・トーク/こちらハートのラジオ局』でスクリーンデビューを飾って以来、マイケル・ダグラス主演の問題作『フォーリング・ダウン』(1993)、主人公の母親を演じた『がんばれ!ルーキー』(1993)、ジョエル・シュマッカ―監督によるクライム・スリラー『8mm』(1999)などで活躍。
しかし、その後10年もの間、舞台女優としての活動に専念。
2009年に映像の世界へとカムバックを果たし、ジェイソン・ライトマン監督によるアカデミー賞ノミネート作品『マイレージ、マイライフ』で印象的な演技を披露する。

 

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同作で、ジョージ・クルーニー演じる主人公ライアン・ビンガムの姉であるカーラ役を演じたエイミーは抜群の存在感を発揮し、大きな注目を集める。
同作を機に、映像作品への出演が増えるようになり、アカデミー賞受賞監督ガス・ヴァン・サント製作のシカゴ市長にまつわる裏社会を描いたポリティカル・サスペンス『BOSS/ボス ~権力の代償~』とニューヨーク市警に務める家族の肖像を描いた『ブルーブラッド ~NYPD家族の絆~』に準レギュラーとして出演した。

 

『シカゴP.D.』トルーディ・プラット役への抜擢

そして2014年、米NBCにて人気を博す消防ドラマ『シカゴ・ファイア』のスピンオフである『シカゴP.D.』にトルーディ・プラット役として抜擢。

 

 
 
 
 
 
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トルーディ・プラットは、シカゴ警察21分署の巡査部長。
トロール警官時代に銃撃されたことから内勤に回り、現在はデスクワーク勤務となっている巡査部長だ。
シリーズ開始当初は、21分署の名物的存在として周囲から慕われながらも、パトロール警官たちに厳しく接するキャラクターであり、特にキム・バージェスに対しては雑用を命じることも多かった。

 

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また、「シカゴ・フランチャイズ」と呼ばれるその他の関連作品にも出演しており、特に『シカゴ・ファイア』では消防士のマウチと結婚したことから、夫婦漫才のような相性抜群の掛け合いを魅せることもある。
シーズンを重ねるごとに、『シカゴP.D.』における役どころも重要なものになっていき、シーズン8現在では、ハンク・ボイトの頼れる右腕的存在になっている。
一時期は、事件に巻き込まれることが多く、このまま降板かとも心配になったが、今後もエイミー・モートン演じるトルーディ・プラットは、『シカゴP.D.』の名物刑事として我々を大いに楽しませてくれそうだ。

 

『シカゴP.D.』シーズン8ほか「シカゴ・フランチャイズ」は、海外ドラマ専門チャンネルAXNにて絶賛放送中!(文・構成:zash)

 

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