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【レビュー】日本映画の歴史を変えた大傑作!『犬神家の一族』(1976)

市川崑 監督による映画『犬神家の一族』(1976)は、日本映画の歴史を大きく変えた大ヒット作品。子供の頃から怖くて敬遠し続けていた本作をようやく鑑賞した次第である。今回は、あらすじ、感想、キャストについてお届け!

 

 

犬神家の一族』あらすじ

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名探偵・金田一耕助 登場。華麗なる連続殺人事件。 日本の製薬王が残した莫大な遺産と謎の遺言状。呪われた一族の抗争を予期した顧問弁護士は名探偵・金田一耕助を呼び出すが、彼と会う前に何者かに殺害されてしまう。それを契機に、一族が次々と手の込んだ殺され方で命を落としていく。湖に突き出た逆さの足、菊人形につけられた生首…。犬神家の家宝である斧(ヨキ)・琴(コト)・菊(キク)に隠された秘密とは?

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感想:佐清が好きだ!

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一族の長が亡くなったことで巻き起こる相続争い。
様々な思惑が交錯する中で、次々と起こる殺人事件。
犯人は一体誰なのか?欲に目が眩んだ一族の関係者か?
生首、逆立ち死体、マスク姿の佐清…当時の人々はかなり衝撃を受けたことだろう。

伏線の回収の仕方が見事であり、物語をより不気味に映し出す演出が素晴らしい。
複雑に絡み合いもつれた真実を一つ一つ解き明かしていく主人公のボサボサふけ頭の探偵 金田一耕助に感情移入して鑑賞できた。

 

キャストについて:まさにキャスティングの妙

演じる石坂浩二もまた金田一役にピッタリであり、これぞまさにキャスティングの妙。
草笛光子小林昭二演じる夫婦が良いスパイスになっているようにも思うし、佐清のおどろおどろしい存在感が大好きだ。

 

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