【レビュー】特撮界のマエストロ 坂本浩一が映し出す特撮時代劇！『BLACKFOX: Age of the Ninja』（2019）
「仮面ライダー」「ウルトラマン」「スーパー戦隊」日本が世界に誇る三大特撮作品でメガホンをとる特撮界のマエストロ 坂本浩一が監督を務めた『BLACKFOX: Age of the Ninja』（2019）は、全く新しい「特撮時代劇」というジャンルを確立した一本である。今回は、あらすじ、感想、キャストについてお届け！
- 『BLACKFOX: Age of the Ninja』（2019）あらすじ
- 感想：アクションが圧巻！
- キャストについて：特撮好き歓喜のキャスティング
- 映画情報番組『What's Up Hollywood』YouTubeで更新中！
『BLACKFOX: Age of the Ninja』（2019）あらすじ
日本に侍、そして忍者がいた時代—。人里離れて暮らす忍者一族に生まれ育った石動律花は、
山中に迷い込んだ不思議な能力を持つ少女・宮（みや）と出会う。
何者かに追われる宮の身を案じる律花に反し、
宮は石動家当主・石動兵衛（ひょうえ）に父の仇討ちを申し出る。
その矢先、根来衆（ねごろしゅう）の襲来を受け、
危機に直面する律花だったが――INTRODUCTION・STORY | BLACKFOX: Age of the Ninja (jidaigeki.com)
感想：アクションが圧巻！
SFアニメ『BLACKFOX』との連動企画で製作。
全体的なアクションにはやはり目を見張るものがあり、実際に当てる剣術や殺陣には終始圧倒される。
しかしながら、良い意味でも悪い意味でも"ヒーローもの"の域を超えられていない印象もあり、ストーリー的なものに説得力がないところが若干の難点…。
キャストについて：特撮好き歓喜のキャスティング
主演を務めるのは、『ウルトラマンジード』でおなじみのアクション女優 山本千尋。
得意の中国武術を封印して挑戦した意欲作であり、その心意気が画面を通してしっかりと伝わってくる。
本物のアクション女優へと昇華した印象だ。
和製ドラゴンの異名を持つ倉田保昭を初めとしたアクションスキルの高い俳優陣が数多く出演しており、『仮面ライダー鎧武』の久保田悠来、『ウルトラマンオーブ』の石黒英雄、『仮面ライダーアマゾンズ』の宮原華音、『宇宙戦隊キュウレンジャー』の大久保桜子、『轟轟戦隊ボウケンジャー』の出合正幸、『ウルトラマンティガ』などのスーツアクターとして有名な中村浩二など、特撮好きにとってはたまらないキャスティングも魅力的。
映画情報番組『What's Up Hollywood』YouTubeで更新中！
