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【厳選!ディズニープラス おススメ作品】「スター・ウォーズ」初のTVドラマ『マンダロリアン』がファンを熱狂させた理由【あらすじ・レビュー】

ディズニープラスにて配信されている「スター・ウォーズ」初のTVシリーズ『マンダロリアン』。

そのシーズン2が配信直後に、ファンの間で大きな話題となった。

ここでは『マンダロリアン』を「スター・ウォーズ」ファンなら絶対に見逃せない理由を紹介しよう!

 

 

『マンダロリアン』とは?

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『マンダロリアン』は、1977年から映画ファンを楽しませてくれている「スター・ウォーズ」シリーズの意外にも初となるTVドラマシリーズである。

主人公となるのは、これまで『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』や『スター・ウォーズ 反乱者たち」といったアニメシリーズで、その存在が明確なものにされてきた悪名高きマンダロリアン族の生き残りである。

銀河帝国崩壊後、孤高のバウンティハンター(賞金稼ぎ)となったマンダロリアンが、あるミッションを請け負ったことで、利益ではない‘‘何か’’に目覚めていく姿を描く。

 

『マンダロリアン』は、これまでの「スター・ウォーズ」シリーズを観てきたファンにとっては、最高すぎるオマージュが盛りだくさんであり、まさに「ファン必見」の一言に尽きる。

物語は、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)で帝国軍が崩壊して5年後から『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)でファースト・オーダーが台頭するまでの世界を舞台としている。
しかし、決して「スカイウォーカー・サーガ」のみに話が及ぶわけではない。
スピンオフ映画、TVアニメシリーズまで視聴しているという熱心なファンをも唸らせる演出の数々が実に見事!
全体に大河的な繋がりはあるものの、一話一話が独立した作風になっており、まるで1エピソード40分ほどの短編映画を楽しんでいるかのような錯覚にも陥いる。

 

とんでもない内容のシーズン2

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シーズン1の時点でファンを唸らせる出来栄えだった『マンダロリアン』だが、シーズン2になるとその内容は、とんでもないことになっていく。
直前に同じくディズニープラスでファイナル・シーズンが配信されたTVアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』とリンクしたストーリー構成になっているのだ。
そもそも「マンダロリアン族」に言及された最初の映像作品が『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』で、クローン戦争期におけるマンダロリアンの歴史が描写された。
その歴史の中で印象的な活躍を魅せたのが、ボ=カターン・クライズである。

 

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ボ=カターンは、新マンダロリアン政権を率いたサティーン・クライズ公爵の実の妹であるが、平和主義の姉とは異なり、マンダロリアンの伝統である戦士文化の復活を提唱し、過激派デス・ウォッチにその身を置いていた過去を持つキャラクター。
しかしながら、その後は故郷のマンダロアを守るために尽力し、‘‘マンダロリアンレジスタンス’’の指揮者として帝国との戦いにも参加した。
今回の『マンダロリアン』における役割としては、シーズン1のラストで悪役のモフ・ギデオンが手にしていたダークセーバーに関連したものとなる。
マンダロリアン族に代々伝わるダークセーバーを我が物にしようとするボ=カターンとザ・チャイルドをジェダイに届ける任務を負ったマンドーの物語が交錯するような形となる。

 

そして、ボ=カターンの存在がまた、マンドーの旅路にも大きな影響を及ぼす。
彼女によって示された道を歩むマンドーの前に、一人のジェダイが現れるのだ。

 

アソーカ・タノ実写初登場!

 
 
 
 
 
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』では、アナキン・スカイウォーカーのパダワンとして大活躍したアソーカ・タノが実写初登場を飾る。
彼女が登場することにより、ザ・チャイルドの新事実発覚にもつながり、とても重要な役割を果たすのだ。
アニメシリーズで印象的だったライトセーバー二刀流の華麗なる美技も堪能できるし、演じるロザリオ・ドーソンが、アソーカの一挙一動を完全に再現しており、実写になってもその魅力が変わることはない。

アソーカ・タノとボ=カターン・クライズの登場は、「スター・ウォーズ」ファンであれば、絶対に見逃し厳禁と言えるだろう。

 

 

 

あの賞金稼ぎも帰ってくる!

『マンダロリアン(シーズン2)』には、彼女たちのほかにも、おなじみのキャラクターたちが‘‘帰ってくる’’。
やはり、もっともファンを驚かせたのは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)と『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場したボバ・フェットのカムバックだ。

 

 
 
 
 
 
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シーズン2の第1話の時点でその登場を匂わせるのだが、第6話に満を持して登場。
父ジャンゴ・フェットから受け継いだアーマーを追ってマンドーの前に現れるのだが、演じる俳優はなんと!テムエラ・モリソンなのだ。
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)ではジャンゴ役に扮していた彼がボバ役として存在感を発揮する。
テムエラ・モリソン演じるボバ・フェットとミンナ・ウェン演じるフェネックは、2021年より配信中ののスピンオフ『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の主人公として活躍しており、その伏線でもあるのだ。

『マンダロリアン』製作開始当初から、ボバ・フェットの登場についてファンの間で賛否両論が飛び交っていたが、シーズン2での満を持しての登場は古参ファンの興奮を最大限高めた印象である。
さらにシーズン2のクライマックスでは、あまりにも突然の‘‘邂逅’’も待ち受けており、驚きと興奮とそのほかの様々な感情が入り乱れた、全く持って形容できる言葉が見つからない感情が押し寄せてくる。
この経験をぜひとも『マンダロリアン(シーズン2)』で味わっていただきたい。

 

まとめ

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完成度の高い「西部劇」のような作風が印象深く、一匹狼の賞金稼ぎが銀河の運命を左右する重大なミッションに挑む、TVシリーズ『マンダロリアン』。
まだ視聴していないという「スター・ウォーズ」ファンは、いますぐディズニープラスで観るべし!

『マンダロリアン(シーズン2)』は、ディズニープラスにて配信中。(文・構成:zash)

 

シーズン1のレビューは海外ドラマNAVIで執筆しています

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