【レビュー】盛大なバッドエンドはシリーズの真骨頂!『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)
前作『10 クローバーフィールド・レーン』の衝撃から2年・・・SFアンソロジー・シリーズ第3作は、様々な方向に取っ散らかっている印象を受けるが、それでも盛大なバッドエンドは健在だ!今回は、あらすじ、感想、キャストについてお届け!
- 『クローバーフィールド・パラドックス』あらすじ
- 感想:毎回独立した世界観で話が展開されるSFアンソロジー『クローバーフィールド』シリーズ第3弾
- キャストについて:国際派キャストの演技
- 映画情報番組『What's Up Hollywood』YouTubeで更新中!
『クローバーフィールド・パラドックス』あらすじ
本作の舞台はそう遠くない未来。世界中から集められた宇宙飛行士たちが、地球の深刻なエネルギー危機を解決するため、宇宙ステーションで実験を行っていました。しかしある事故により、その任務は予想外の事態に陥ります。宇宙に放り出された飛行士たちの運命は!?
感想:毎回独立した世界観で話が展開されるSFアンソロジー『クローバーフィールド』シリーズ第3弾
今度の舞台は地球ではなく宇宙。
それも別次元いわゆるマルチバースにまで話が広がっていく壮大な物語。
『エイリアン』を彷彿させる「宇宙船パニック」もので、終始、既視感満載な点と登場人物の配置や細部の設定が上手くできていない点を除けば、まあまあという出来栄え…。
とにかく話がややこしく、説明セリフのようなものも多い。
それでいて、突然、腕のみが一人でに動き始めたりと、様々な方向にとっ散らかってしまっている印象。
しかしながら、そういったことには一切の説明がないという部分で、注力するところを間違えてしまっているのではないか。
キャストについて:国際派キャストの演技
ダニエル・ブリュール、デヴィッド・オイェロウォ、エリザベス・デヴィッキを初めとした国際派のキャスト陣に関しては良かった。
『クローバーフィールド』らしい天国から地獄へと突き落とすバッドエンドも健在で、ティム・バートン版『猿の惑星』のような終幕がお好みの方には大変オススメだ。
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